社長挨拶


「うちな、海外の患者さんが時々来るんやけど、世話してもらわれへんか?」2010年の秋、当時出入りをさせて頂いていたがん治療専門クリニックの院長のこんな要望から、弊社の事業が始まりました。

 当初はお世話と言っても、がん治療に関する知識が殆どなく通訳をするのが精一杯でした。 しかし患者様と接するうちに通訳だけでは足らない、また満足されない事が次第に分かり、自然の流れで患者様に付き添って各医療機関との調整も行う様になっていきました。

 

それが医療コーディネーターの仕事であると後で知り、同時に海外の患者様の受け入れをメディカルツーリズム医療観光と称し、政府もこの事業に力を入れている事が分かりました。

 

この当時は、医療観光と言ってもまだ健診を中心に行っている企業が多い中、当社は最初からがん治療の現場と密接に関係を持たせて頂き、 日本でがん治療を希望される患者様のお世話を通して多くの経験を積ませて頂く事ができました。

 

あれから8年、訪日外国人数の増加に合わせて来日される患者様の数も増えてきております。

 

私共は今まで培ってきた経験を基に、今後も更に業務改善を行い、日本でがん治療を希望する人々の支えになると共に医療機関の利益も守っていく、国際医療コーディネーターでありたいと考えております。